サターン探偵倶楽部

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攻略本
タイトル:イヴ・ザロストワン オフィシャルガイド
出版社:アスペクト
初版:1997/04/07
価格:1200円
ISBN:4-7572-0034-X
備考:
タイトル:THE LOST ONE 公式ビジュアルブック
出版社:KKベストセラーズ
初版:1998/12/05
価格:2200円
ISBN:4-584-16087-2
備考:
タイトル:EVE The Lost One ワールドガイダンス
出版社:ソフトバンク
初版:1998/05/01
価格:2200円
ISBN:4-7973-0624-6
備考:
タイトル:PROLOUGE of Lost One
出版社:ソフトバンク
初版:1998/02/01
価格:1219円
ISBN:4-7973-0414-6
備考:



 名作と呼ばれる「EVE burst error」の続編ということで、けっこう期待をしていたのだが、見事にに裏切られたソフト。このゲームをなかったことにしているEVEファンも多いと聞くが、その気持ちがすごくよく分かる。製作者もこの作品を「the lost one」という事にしてしまいたいのではないでしょうか。

 某ファ○通のクロスレビューではこちらの方が前作よりも、圧倒的に評価が高かったことが理解できません。まあ、あの雑誌の評価は前評判だけで判断しているようなので今更いうのもなんなのですがね。

 アドベンチャーゲームだけに当てはまることではないが、普通はストーリーが進むにつれ、話が盛り上がっていくもののだと思うのだがこのゲームは全く逆。ストーリーが進むにつれどんどん鬱な気分になって行きました。話が終盤に行くほど常人には理解しがたいストーリーになっていきます。

 前作と同様に1つのストーリーを二人の視点から追っていく作品で、主人公の片方が事件の犯人でもあるということで、その設定を見たときは面白そうだなと思っていたのだが、そいつがこのゲームをむちゃくちゃにしている原因。

 序盤はまだゲームになっている感じだが、中盤以降になるとなんというか、もうダメです。突っ込みどころが多すぎて何がなにやらの状態。ストーリーが云々とかいうよりも、ストーリーの演出に奇をてらいすぎて作品が壊れてしまった印象です。

 途中から誰の視点から見た話かすら分からなくなったのにはまいりました。ニュータイプでない私にはこの作品を理解することが出来ませんでした。

 システムまわりは改良されており、アニメーションもきれいになっているのだが、はっきりいって焼け石に水。

 評価:  面白いとかつまらないとか以前の問題。

 状況:
 一応、最後までやりましたよ。最後のほうは鬱な気分でしたが。




DATA

タイトル:イヴ・ザ・ロストワン

対応機種:セガサターン

メーカー:イマディオ

ジャンル:アドベンチャー

発売日:1998年3月12日

価格:7800円